ガトーラスク「グーテ・デ・ロワ」生誕20周年を記念して、「絵画」の持つ色彩やタッチ、質感などをパッケージフィルムで鑑賞することをコンセプトに誕生した特別な「グーテ・デ・ロワ」。3名の現代美術作家、大庭大介、鬼頭健吾、小金沢健人による個々の絵画作品画像を、凸版印刷株式会社によるテクノロジーでランダムに拡大縮小、トリミングし、3000ものパターンでデジタルプリントされたアートなパッケージです。
ご好評につき、販売期間を延長いたしました。
販売期間:5月まで(限定数が無くなり次第、期間中でも終売となります。)
M
光のスペクトルにおける全色彩が、角度によって虹色に変化する自作のホログラム系顔料と、描画道具を用いて、対角に身体性を伴った2つの半円のストロークが刻まれた作品。光と作品と鑑賞者との位置関係により、虹色に変化する顔料と、ストロークの効果から、変化しつづける「幾何形体と光の空間」を新たに出現させる。
大庭 大介 Daisuke Ohba
1981年静岡県生まれ。
2005年、京都造形芸術大学美術・工芸学科洋画コース(総合造形)卒業。
2007年、東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻修了。
京都造形芸術大学大学院准教授。
「関係、光、次元、行為」について「偶然性」を手掛かりに、特殊な絵具や様々な道具、独自な方法論をもとに絵画を多角的に展開させる。
cartwheel galaxy
一切混色をしていないアクリル絵具と、グリッターを用い、スキージーなどで描かれた作品。グリッターを画材として採用することで輝きと同時に、その物質性が表面に出現し、様々な色と混じり合い、スキージーの凹凸による陰影も加わり、鮮烈な画面が構成される。
鬼頭 健吾 Kengo Kito
1977年愛知県生まれ。
2003年、京都市立芸術大学大学院美術研究科油画専攻修了。
京都造形芸術大学大学院教授。
フラフープやシャンプーボトル、スカーフなど日常にありふれた既製品を使い、そのカラフルさ、鏡やグリッターの反射、モーターによる動きなど、回転や循環を取り入れた大規模なインスタレーションや、立体や絵画、写真など多様な表現方法を用いた作品を発表している。
追跡のドローイング #1
回転するカメラが机上の紙の一部分をモニターに映し出し、作家は手元を見ずにモニターのみを頼りに描いてゆき、紙の端まで来たら、紙の角度を変えて描き続ける独自の手法を用いているため、作家でさえ完成するまで未知である。しかし、意識が排除され「描く」という運動行為のみが凝縮され仕上げられた本作は、有機的で生命力に満ち溢れている。
小金沢 健人 Takehito Koganezawa
1974年東京都生まれ。
1998年、武蔵野美術大学卒業。
1999年から2017年までドイツ・ベルリンを拠点に活動する。
2018年より京都造形芸術大学大学院客員教授。
運動と時間に焦点をあてた作品、音楽の発生を視覚的に現出するインスタレーション、映像やドローイング、パフォーマンスなどを用いて、“場”に作用する力を考察・創出する。
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